気密測定 家のすき間を集めると・・・

弊社では、新築では全棟、気密測定を実施しています。
気密を測定するために、外部の専門の検査員が測定を行います。

建物の窓、ドアをすべて閉めた状態で、家にどのくらいのすき間があるかを計測します。
このような機械を使います。

先日行った、気密測定の結果です。

気密は、C値という値で表し、1㎡あたりのすき間の面積を表します。
数値が低いほど気密性能が高いことになります。

こちらの家のC値は、0.2 でした。

厳密にいうと、機械上では、0.197  だったのですが、データ出力の際に四捨五入されてしまうそうで、0.2ということになりました。
家全体のすき間を集めた面積は、4.6cm角の正方形の大きさです。
かなり小さいです!

SWパネルは、工場でカットされてくるため、現場施工と比べても隙間ができにくい。
・・・ということもありますが、
実はそれだけでは気密性能は高くならないことが、はっきりわかりました。

この気密測定をした検査員の方が、別の工務店で気密測定をしたのですが、
同じスーパーウォール工法でも、0.7だったそうです。
C値0.7でもOKにする工務店もありますが、明友建設では、社内の規定でC値は0.5以下になるまで、すき間をコーキングしていきます。
平均のC値は、0.3程度です。

大工も性能にこだわっており「慣れてコツをつかんでるから、任せて!」と言っています。
経験と技術があるからこその高気密住宅ですね。