なぜ気密性能が高い住宅を建てるのか【家づくりコラム】

弊社では20年前から快適性向上のため、断熱性能を高める努力をしてきました。しかし、思ったほどいい結果が出ませんでした。

その原因は何かというと、温度差です。
上下階の温度差だけでなく、同じ部屋の中でも足元だけが寒いという現象が起こっていました。

断熱性能を高めたことにより、熱の逃げを少なくすることはできましたが、家の中の温度コントロールができませんでした。
研究した結果、空気の循環が重要だと気が付き、「空気の循環がないと家の中に温度差ができやすい」という結論に至りました。

温度差が少ない家

温度差が少なく、足元が寒く無い家は冷え性の方も辛くない環境です。
解決策として弊社が取り組んでいる方法は、住宅の高気密化です。
高気密にすると計画換気の循環が設計通りに回り、温度差を最小限に抑えることができました。
気密性能を表す指標をC値(隙間相当面積)といいます。この数値が低いほど気密性能が高いということになります。

弊社では目標C値0.5(平均0.3程度)とし、また最低保証C値1.0としています。

断熱性能が高いと外気の影響を受けにくくなりますが、それだけでは家の中の温度差をコントロールすることはできません。

実は、家には見えない隙間があり、それを可能な限り一つ一つ丁寧に埋めていきます。こうした施工をすることで、気密性能が高い家をつくることができます。
気密性能が低い家だと、24時間換気がついていても全く空気が循環しないのです。

設計だけでは気密性能を高めることはできません。経験と高度な施工技術が必要です。
気密性能・断熱性能が高い住宅を建てるには、設計と施工が一気通貫となっている会社が一番効率が良いと思っています。

明友建設の設計力と施工力で、温度差が少なく足元も寒くない家をご提供します。